こちらの記事にはネタバレが含まれていますので、最新号をご自身の目で実物を手にとって確かめたいという場合にはご注意下さい。また、無料で最新話・最新刊を楽しむ方法も紹介していますので、よければこちらも一緒にチェックしてみて下さい。
「鬼滅の刃」144話のネタバレ
無惨の所へ向かう炭治朗と義勇を散り散りにしようと、建物は常に動き変化し続けていた。
そんな2人の横で伝達の鴉が叫んだ
『カアアアーッ。死亡!!胡蝶シノブ死亡!!上弦ノ弐ト格闘ノ末死亡ーーーッ!!』
炭治朗はシノブの笑顔を思い出し、涙をにじませた。
「鴉・・・頸に下げている紙はなんだ?伝達が異様に速い。」
義勇は鴉の頸にある紙が気になっていた。
産屋敷輝利哉、齢八歳にして、産屋敷家当主となった、産屋敷家長男。
父・母姉二人を亡くしても悲しむことすら許されない。この状況では涙を流す暇すら与えられない。それは後ろに控える妹二人も同じ、妹の名はくいな・かなた。
姉の名はひなき・にちか。二人は母同様、父のそばを離れようとしなかった。
父は厳しかった。長く生きられないので、子供達を早く大人に育てなければならなかった。同じように厳しく優しかった母ももういない。そして輝利哉は父に代わり鬼殺隊の子供たちの父にならなければならない。
「しのぶが死んだ。他の柱はまだ生きている。」
「はい。」
「上弦と対峙したのはしのぶだけ?」
「いいえ。」
「愈史朗さんの”眼”を借りた鴉は半数に届いたかな?」
「まだです。」
「情報が少ないね。鴉たちに一枚でも多く”眼”を撒くように伝えて。」
「はい」
「無惨の位置は動いてない。今の段階では、全員の位置が遠い。北へ誘導して。」
机に広げられた地図をみながら指示をだす輝利哉。
「上弦と対峙しているのは・・・そうか。カナヲと」
「我妻隊士です。上弦の陸(ろく)と鉢合わせました。」
「変わってねえなあ。チビでみすぼらしい、軟弱なまんまでよ。柱にはなれたのかよ?壱ノ型以外使えるようになったか?なあ、おい善逸。」
繪岳(※糸へん)は善逸に語りかける。
「適当な穴埋めで上弦の下っ端に入れたのが随分嬉しいようだな。」
善逸の表情は恐ろしく落ち着いていた。
「何で鬼なんかなってんだ?雷の呼吸の継承権もった奴が何で鬼になった。」
善逸は叫んだ。
「アンタが鬼になったせいで爺ちゃんは腹切って死んだ!!!」
善逸の目からは涙が零れ落ちる。
「爺ちゃんは一人で腹を切ったんだ。介錯もつけずに。腹を切った時、誰かに首を落として貰えなきゃ長い時間苦しんで死ぬことになる。爺ちゃんは自分で喉も心臓も突かず死んだ。雷の呼吸の使い手から鬼を出したからだぞ!!」
繪岳は笑いながら答えた。
「 知ったことじゃねーよ、だから?何だ?悲しめ?悔い改めろってか?俺は俺を評価しない奴なんぞ相手にしない。俺は常にどんなときも、正しく俺を評価する者につく。爺が苦しんで死んだなら清々するぜ。あれだけ俺が尽くしてやったのに俺を後継にせず、てめえみたいなカスと共同で後継だとぬかしやがったクソ爺だ。元柱だろうが耄碌した爺に用はないからな。」
「 爺ちゃんは耄碌してねーよ。俺がカスならあんたはクズだ。壱ノ型しか使えない俺と壱ノ型だけ使えないアンタ。後継に恵まれなかった爺ちゃんが気の毒でならねえよ。」
繪岳を指差し言う善逸に
「テメエと俺を一緒にすんじゃねぇ!!!」
雷の呼吸 遠雷で攻撃する繪岳。
「おせーんだよ、クズ」
善逸は攻撃を軽々避け、繪岳に一太刀いれたのであった。
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「鬼滅の刃」144話の感想
今週号はビックリの展開!産屋敷に子どもが5人いたという真実!!今までは娘2人しか出てこなかったので、いきなりそっくりな長男&3女4女が現れて「えええーーー?」って思いました。またこの後継者が有能という・・・本当に驚きました。また善逸にもビックリ!強いじゃん?!善逸は岩柱のところで詰まっていましたが、クリアしたってことなんでしょうか?色々疑問が出てきたので今後がとても楽しみです!
まとめ
今回は、「週刊少年ジャンプ 10号」に掲載されている「鬼滅の刃」144話のネタバレ・感想を書きました!
やはり、実際マンガを手にとって読むのが、作品を楽しむには一番の方法です。お得に楽しめる方法もありますので、ぜひチェックしてみてくださいね。